まだ人工股関節になる前の話です。
どこへ行くにも自転車
私はどこへ行くにも、天候に関係なく自転車移動が基本です。
福岡市内なら、大抵の所は行けます。子供が留守で暇な時は、あてもなく福岡市半周なんて事もしていました。
変形性股関節症末期でも
夜間痛で眠れなくて、階段を上がるのもやっとこさな状態でも移動は自転車でした。
自転車の方が楽だったのが最大の理由です。
ある日、朝に自転車がパンクしていたので徒歩5分もかからないバス停まで歩こうとしたら、激痛で無理でした。その時は自転車の修理をしてから出勤しました。「こんな理由で遅刻した人は初めて!」とウケていたようなので「でしょ~?これで社史に残れますよね(笑)」と返して、役員さんと爆笑しました(笑)前の会社は人間関係が本当に良くて、大好きでした。
やっぱり
体重をかける事がないのが良いんでしょうね。体重をかけずに患部が動かせるって言うのは自転車ならではだと思いました。しかも自転車を降りた後だけ痛みが軽減していたんです。少しでも楽になりたいので、自転車通勤を止めるって考えは一切ありませんでした。
雨の日だって
もちろん自転車です。
はい、ちゃんとレインコートは着ています。傘をさして自転車に乗る事は道路交通法の改正と関係なく止めました。
目の前で左折する自動車とぶつかる傘さし自転車の事故を目撃してしまったので。幸い、どちらもかなりスピードを落としていたので、怪我もなく打撲も軽傷で済んでいました。
それを目撃して、速攻で自転車用のレインコートを買いました。使ってみたら、まあ、何とも快適なので愛用しています。
レインコートでの自転車利用
フードのおかげで、視野が狭くなる事が難点です。右折・左折の際は通常よりも気を付けて確認する事が必要です。
更に周囲の音も拾い難いです。雨音でも周囲の音が聞き取り難いので、通常よりも耳をフル活用する必要があります。
実は…
人工股関節になった今も雨の日でも自転車に乗っています。でもそれは常に自転車で移動して、どうすれば安全かを良く分かっているからです。
雨の日やそうでない日も含めて、どうすると滑りやすいか等を過去の経験から身に付ける事が出来ているからです。道路の状況で危ないと判断したら、自転車を押して歩く判断はちゃんと出来ると自負しています。
この辺が良く分からない、自転車なんて普段あまり乗ってない…と言う方で人工股関節の方は乗らない事をお勧めします。転倒しなくても、転倒しそうだからと体制を整えるのも意外と足に負担がかかる事もありますから。
そうした意味もあるんでしょうね。人工股関節患者の自転車の利用は経験があるならOKとなっているようです。