なんのこっちゃ?って言う組合せですよね…
人工股関節置換術を受けた理由の1つ
バカバカしいと思う方もいるかもしれないですけど、本人としては大真面目な理由の1つに防災目的と言う物があります。
まともに動けない激痛の日々に災害に関する物を見聞きすると「今何かあっても子供を助けてあげられない」と絶望的な気持ちになっていました。親なのに子供の安全を確保出来ないなんて…と。
熊本地震の事
私の両親は熊本出身。なので親戚の半数以上が熊本に集中しています。加えて私がオーストラリアのシドニーに住んでいた頃に仲良くなった方が熊本、しかも熊本地震の震源地の隣街に住んでいます。
そんな事もあって、熊本地震の事は今でも良く覚えています。私自身も震度3程度ですけど経験しました。今また熊本地震と同等の地震や福岡の西方沖地震のような地震が来たら…と思うと1日も早く動けるようになっておかねばと思っていました。
南海トラフが近い?
と言うような話もチラホラ見聞きしますよね。実際に太平洋地域のリング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)と呼ばれる地域の地震が増えていて、カリフォルニアで7/4以降に3000回以上も地震が起きているとか…火山の噴火もとにかく多くなっています。
南海トラフは各地の震度のみならず、津波の高さ、地震発生から津波が来るまでの時間、倒壊する建物の予想数やインフラへの影響についても調べる事が出来るサイトがあります。怖いですけど、一度は調べておく事をお勧めします。
http://www.asahi.com/sp/special/nankai_trough/
福岡の警固断層
福岡はこの断層上に発展しています。以前あった西方沖地震は沖合いが震源地でしたけど、揺れ残りと言われている内陸部はモロにビジネスの中心部・繁華街・住宅地として発展している所がほとんど。
死ぬほど地震が苦手なので、今回手術を受けた九州中央病院の近くで前職を見つけていました。災害があっても家に近くて、すぐに子供の所に帰れるし。あの辺は警固断層の震度7の地震でも比較的揺れない地域で、震度5程度なんです。
あまり良い求人が無いエリアなので、次の仕事は恐らく天神・博多のどちらかになると思います。それならまだ博多の方が若干揺れが少ない想定なので、博多駅近辺で見つけたい…でも天神の方が見つかりやすいし…普通の人なら気にもしない事を気にしてますよね(笑)
仕方ないので、子供には災害時の避難所やどう行動するかをさりげなく頻繁に教えるようにしています。実家にいる時は小学校、水泳教室の時は教室の先生の指示に従う事、我が家の場合は町内で指定された高校の指定された場所…と言う感じで。
普段から町内の方々にきちんと挨拶をしたり、話しかけられたら返事をする等で信頼関係を作っておく事も教えています。この点は先日ちょっと問題が起きた時に、お向かいのお宅に頼っていたので安心しています。
ハザードマップ
確認した事はありますか?
地震だけじゃなくて、洪水や津波・土砂災害等のハザードマップがあります。ぜひ1度住んでいる街・勤務地等の情報を確認しておく事をお勧めします。
親としての思い
子供がまだ小学生なので、何か災害が起きた場合に私が使い物にならないのは言語道断だと思っています。父親がいない分、私が子供を守らねば…と。
いつ起こるか分からない災害時に少しでも人に迷惑をかけず、子供を守る為にも、少しでも早く手術を受けて動けるようになっておかねば!と言う思いもあって人工股関節置換術に踏み切りました。もっとも心配し過ぎとも言えるので、この事は誰にも言っていないんですけど。
※今回の写真はあまりにもウサちゃんが可愛くて、ついピックアップしてしまいました。一応"救助"のテーマらしいです。